週刊読書マラソン

積読消化をめざすささやかな悪あがきの記録

2024-01-01から1年間の記事一覧

祐成保志・武田俊輔編『コミュニティの社会学』

週刊読書マラソン第16号は、祐成保志・武田俊輔編『コミュニティの社会学: Sociology of Community Life』(有斐閣、2023年)です。あまり読まないジャンルの社会学の本なので、それなりに読むのに時間がかかりました(当然のようにまた1週スキップ)。 コミ…

鈴木哲也・高瀬桃子『学術書を書く』

週刊読書マラソン第15号は、鈴木哲也・高瀬桃子『学術書を書く』(京都大学学術出版会、2015年)です。繁忙期にかまけていたら(?)、また1週空いてしまいました。 学術書を書く 作者:鈴木 哲也,高瀬 桃子 京都大学学術出版会 Amazon 本書の構成 序 章 Publ…

藤間公太『代替養育の社会学』

週刊読書マラソン第14号は、藤間公太『代替養育の社会学―施設擁護から〈脱家族化〉を問う―』(晃洋書房、2017年)です。また1週空いてしまったので、某手帳よろしく「ほぼ週刊」などと名乗った方がよいかもしれません。 本書の著者とは面識はないものの、ち…

岡真理『ガザとは何か』

週刊読書マラソン第13号は、岡真理『ガザとは何か―パレスチナを知るための緊急講義―』(大和書房、2023年)です。この週刊読書マラソンは、基本的には私自身の専門や仕事とは関係のない読書をするための一つのきっかけとしてやっているのですが、今回のこの…

筒井淳也『未婚と少子化』

学位論文提出のためさすがに更新できず、2週間休刊しておりました。気を取り直して週刊読書マラソン第12号は、筒井淳也『未婚と少子化―この国で子どもを産みにくい理由―』(PHP研究所、2023年)です。 未婚と少子化 この国で子どもを産みにくい理由 (PHP新書…

中田達也『最新の第二言語習得研究に基づく 究極の英語学習法』

週刊読書マラソン第11号は、中田達也『最新の第二言語習得研究に基づく 究極の英語学習法』(KADOKAWA、2023年)です。水曜日に間に合わなかった……。 最新の第二言語習得研究に基づく 究極の英語学習法 作者:中田 達也 KADOKAWA Amazon 本書の構成 第1章 英…

小野寺拓也・田野大輔『検証 ナチスは「良いこと」もしたのか?』

週刊読書マラソン第10号は、小野寺拓也・田野大輔『検証 ナチスは「良いこと」もしたのか?』(岩波書店、2023年)です。岩波ブックレットなのですが、2月は忙しい日々が続くので、しばらくライトな読み物が続きます。そしてやっぱり月曜更新にはできません…

田中洋子編著『エッセンシャルワーカー』(4)

週刊読書マラソン第9号は引き続き、田中洋子編著『エッセンシャルワーカー―社会に不可欠な仕事なのに、なぜ安く使われるのか』(旬報社、2023年)です。なんとか読了することができました。しばらく忙しい日が続くので、来週はライトなものを読みつつ、更新…

田中洋子編著『エッセンシャルワーカー』(3)

ついに更新が水曜にもつれ込みました……。週刊読書マラソン第8号は引き続き、田中洋子編著『エッセンシャルワーカー―社会に不可欠な仕事なのに、なぜ安く使われるのか』(旬報社、2023年)です。 今週もバタバタしており、第3部しか読み終わっていません。 エ…

田中洋子編著『エッセンシャルワーカー』(2)

もはや毎週火曜日更新と名乗った方がいい気がしてきました。週刊読書マラソン第7号は引き続き、田中洋子編著『エッセンシャルワーカー―社会に不可欠な仕事なのに、なぜ安く使われるのか』(旬報社、2023年)です。 先週はやや忙しく、第2部しか読み終わりま…

田中洋子編著『エッセンシャルワーカー』(1)

今週も1日遅れの更新になってしまいました。週刊読書マラソン第6号は、田中洋子編著『エッセンシャルワーカー―社会に不可欠な仕事なのに、なぜ安く使われるのか』(旬報社、2023年)です。 コロナ禍で注目された「エッセンシャルワーカー」に光を当て、その…

トーマス・S・マラニー、クリストファー・レア『リサーチのはじめかた』

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 1日遅れての更新になってしまいましたが、週刊読書マラソン第5号は、トーマス・S・マラニー、クリストファー・レア『リサーチのはじめかた―「きみの問い」を見つけ、育て、伝える方法―』…